【みんなのシストレ】優秀なストラテジーの見極め方を徹底解説

ロボットA

みんなのシストレを口座解説したはいいけど
具体的にどんなストラテジーを選んでいいのか分からないなあ。。。
変な設定にしちゃって損するのは嫌だし。。。

まだみんなのシストレを始めていない場合は、
どのようなストラテジーをセレクトすればいいのか
ということは全く分からないですよね。

ですので、この記事では
筆者の私が実際にみんなのシストレを実践している経験を元に
優秀なストラテジーの見極め方などを詳しく解説します。

ニートパパ

僕が実際にみんなのシストレで実践している
優秀なストラテジーの見極め方を詳しく紹介するゾっ!!

本記事の内容は
ストラテジーのデータの見方がわかっていることが前提です。

もし
そもそもストラテジーのデータの見方が分からないという場合は、
ストラテジーのデータの見方を解説した記事がありますので
そちらを先にご覧になっていただくことをオススメします。

関連記事

ストラテジーのデータの見方が分かります

みんなのシストレ

さて、では早速、
優秀なストラテジーの見極め方を解説していきます。

この記事を書いた人

グラフが安定的に右肩上がりに伸びている

まずグラフというのは何かというと、上記の画像の赤枠の部分です。
ここが安定的に右肩上がりに伸びているかどうか、
というのはストラテジーを選ぶ際の判断材料になります。

いくつか事例を用いて見て見ましょう。

グラフの事例①

まず①を見てみましょう。

こちらを見てみると評価損益が-200万円近くまで落ちています。
ただこれも1lotの売買数量の場合ですので、
仮に0.1lotで設定していれば、-20万ほどの下落となります。

ここまで大きい下落があるとなると、一瞬で資金を失う可能性があります。
またこの場合は、そもそも強制ロスカットにかかってしまう可能性も高いですから、
その場合は、損失をある程度、限定することができるでしょう。

とはいえ、この下落があることは、
懸念ポイントとして考えておかなければいけません。

次に②と③を見てみましょう。

これらも①と同じで大きな下落となっています。

①において、少し考えるべき点があるとすると、
①の局面では、評価損は大きいですが実現損益には影響していないという点です。

つまり
含み損という形で1ヶ月前後そのまま保有し続けて価格の戻りを待ち、
その間にさらにポジションを追加するなどして
結果的には大きな損失なくトレードを終えています。

最後に④を見てみましょう。

④に関していうと、
ここ数ヶ月に関しては、非常に安定感を持って右肩上がりに上げています。
ですので、最近の調子は非常に良さそうですので、
この点はかなりのプラスポイントになるでしょう。

グラフの事例①のまとめ

④のここ最近の調子が良いというのは、かなり良いポイントです。資産の増加もかなり早いですよね。トータルでの損益も1lotあたり400万円以上と非常に高いです。それらの点では非常に魅力的です。

また①や②、③の大きなドローダウン(大きな下落)を除けば、安定感があり綺麗に右肩上がりに伸びています。S&P500やナスダックなどの米国株チャートを見ているようです。

とはいえ数ヶ月に1回の大きなドローダウンはあるでしょうから、それらの点を加味して、ご自身の資金とも相談しながら、このストラテジーは取り入れるか取り入れないかを決めていく形になるでしょう。

数ヶ月に一度のドローダウンを乗り切れるのであれば、最終的に良い結果となる可能性があります。ですので、ドローダウンが来ても乗り切れるくらいの資金を用意するか、他のストラテジーとの利益で、ドローダウンの損の相殺を目論むなど、工夫も必要になってくるでしょう。

グラフの事例②

まず①を見てみましょう。

これもグラフでまず目に付くところでしょう。
非常に大きな下落になっています。
このような大きな下落があるということは、
一瞬で資金を失う可能性があることを意味します。

ただ、これほど大きな下落となると、
強制ロスカットにかかる可能性も高いと思いますので、
損失は限定的になるかもしれません。

次に②を見てみましょう。

②は何かというと、オレンジ色の評価損益に関してです。
評価損益が①の局面以外は、ほとんどマイナスに振れていません。

評価損益というのは含み益や含み損の額ですので、
これをみると含み損を①の局面以外では一切、抱えていないように見えます。

ですので、
①の局面は大きなリスクですが、
それ以外は「リスク全くないじゃん」と勘違いしてしまいがちです。

ですが、これは勘違いです。
上記のグラフは期間が1年のグラフですが、
上記のグラフの期間が3ヶ月のものを見てみましょう。

そうするとこのようになっています。

このように思いっきり評価損益がマイナスに振れています。
含み損が大きく広がっているということです。

しかし、緑色の実現損益を見てください。
非常に順調に利益が伸びています。

つまり
このストラテジーはどのようなトレードをしているかというと、
ポジションを持ったら損切りをせずに損益がプラスに転じるまで待ち続け、
プラスに転じたところで利確するというトレードをしている
のです。

ではなぜ、
先ほどの期間1年のグラフでは評価損がほとんどないのでしょうか?

もう一度、最初のグラフを見てみましょう。

これはおそらく
含み益のポジションを利確せずに、ずっと持ち続けているためです。
確定していない大きな評価利益をずっと持っているのです。

ですので、
3ヶ月の方では新たに持ったポジションで含み損を抱えていても、

それ以前から持ち続けている
大きな評価利益のあるポジションの含み益の方が大きいため
1年で見ると評価損益がマイナスになっていないのです。

つまり
もし1年前からこのストラテジーを稼働させていた場合は
評価損益はマイナスになっていません。

しかし、
3ヶ月前からこのストラテジーを稼働させた場合は、
大きな含み損を抱えていることになります。

1年前〜4ヶ月前までに、
このストラテジーが築いた大きな含み益のポジションを
3ヶ月前から始めた場合は持っていないからです。

このような歪つなグラフになったのにはワケがあります。
それはこのストラテジーがUSD/JPYを取引するストラテジーだからです。

USD/JPYといえば、
下記の画像のように2021年から日米の政策金利の格差により
大きく上昇をしました。

そして先ほどから見ている以下のグラフ

こちらは2022年〜2023年の1年間のグラフです。

そして先ほどのUSD/JPYのグラフも見ますと、
2022年の始まりから2022年の後半にかけて大きく上昇しているのが分かると思います。

この局面はアメリカが政策金利を上げる中、
日本はゼロ金利政策を維持すると表明し続けており、
ドル円が上昇し続けることは自明の理でした。

ですから、
このストラテジーも今後もずっと上昇し続ける可能性にベットし、
ポジションは決済せずに握ったままにし含み益を伸ばすという戦略で、
ポジションを持ち続けていたことが考えられます。

2021年から2023年にかけては、
ドル円は非常に極端で分かりやすい動きとなったため、
このストラテジーのグラフも歪つな形になりましたし、
うまく利も乗りましたが、

その後の展開で同じように利が乗るかは分かりません。

2023年が始まってからは
ドル円の動きも徐々に分かりにくくなってきました。
2021年や2022年のような
分かりやすい動きをしてくれるとは限りません。

このようにストラテジーのグラフから、
どのようなトレードをしていたのかということを
具体的に読み取ることができるようになると、
より正しいストラテジーのセレクトができるようになる
はずです。

次に③を見ていきます。

こちらは先ほども少し触れたのですが、順調に右肩上がりに伸びています。

この理由は、
含み損を抱えても損切りをせずに、
プラスに転じて一定の利益まで達した時点で決済
というトレードをしているためです。

約定履歴を見てみますと、
毎回1000通貨で利益が500円になった時点で決済されていました。

つまり
ポジションを持ったら利が500円になったら決済。

含み損を抱えてしまった場合は、
損切りせずに持ち続けプラスに転じて利が500円になったところで決済、
というトレードをしているのです。

ですので、
緑色の実現損益の部分では綺麗に右肩上がりに伸びています。

ただ注意点は、先ほどの3ヶ月のグラフのように

含み損を大きく抱えやすいという点です。

含み損を大きく抱えてしまうと
強制ロスカットにも、かかりかねないですから、
グラフを見て、どれくらいの含み損を抱える可能性があるのかを、
ある程度計算した上でセレクトするかどうかを決めるとよいでしょう。

最後に④を見ていきます。

④は青色の合計損益の線ですが、
緑色の実現損益よりも上側を推移しています。

緑色の実現損益は”実現”と書いてあるように”確定”した損益です。

青色の合計損益の線は確定した損益ではありません。
実現損益に評価損益を足したものが青色の合計損益なので、
青色の合計損益は、まだ確定していない損益です。
相場の変動により常にこの合計損益も変動します。

この青色の合計損益が緑色の実現損益よりも上にあるということは、
つまり含み益がある状態と解釈することができます。

実現した損益よりも合計した損益の方が大きいということは、
確定した損益に、さらに含み益が乗っかって
合計損益が大きくなっているということですよね。

つまり含み益を抱えているのです。

一方、緑色の実現損益よりも合計損益が下にある場合。
上記のグラフで言えば①あたりの局面ですね。

この状況の時は、
実現した損益よりも合計した損益が小さいので、
含み損を抱えている時となります。
オレンジ色の評価損益を見てみてもマイナスに触れていますよね。

ここまでしっかり読んでくると
グラフの評価損益、実現損益、合計損益の違いが
よく理解できるようになってきたかと思います。

先ほども注意しましたが、
確かに1年間の期間では評価損益はあまりマイナスに振れていませんが、
3ヶ月で見ると大きく評価損益がマイナスに振れていて大きな含み損を抱えています。

この期間によるグラフの表示の違いのレトリックも、
段々と理解できるようになってきたのではないかと思います。

なんにせよ、
緑色の実現損益よりも青色の合計損益が常に上にあるということは、
常に含み益を抱えている状態ですので、とても良いことです。

どの期間を見ても含み益を抱えている局面が多いというストラテジーならば、
かなり優秀なストラテジーと言える
でしょう。

グラフの事例②のまとめ

①の大きな下落を除けば、セレクトしてもよいように見えるグラフです。ただ先ほど解説したように期間を分けて3ヶ月などで見た時に、大きく含み損を抱えている状態のため、そこを加味すると選ぶのは厳しいように思えます。

このグラフは2022年〜2023年のグラフですが、2021年〜2022年と2022年〜2022年後半にかけては、同じような相場の値動きをしました。それは世界の政策金利に大きな変更がなかったためです。ただ2023年以降は、政策金利の変更が少しずつ増えてくる年ですので、2023年以降に同じようなグラフの形状になるかは分かりません。

上記のグラフがもし、2021年〜2022年のグラフであれば、2022年も世界相場の動きは変わらない公算が高い状態でしたので、2022年のはじめで、このストラテジーをセレクトしてもよかったかもしれませんが、世界相場の動きが変わる公算が高くなっている2023年からセレクトするのは、危険と言えるかもしれません。

グラフの事例③

まず①から見てみましょう。

非常に綺麗な右肩上がりのグラフです。
かなり安定感があると見てよいでしょう。

どんな素人の人が見ても綺麗なグラフだと感じるはずです。

これは見た瞬間にセレクトの検討に入れたいと感じるグラフなはずです。
ただ他のデータも見て、慎重に判断しなくてはいけません。

次に②を見てみましょう。

最近は若干、調子が悪いように見えます。
緑の実現損益も横ばいですし、
青い合計損益の線が緑の実現損益よりも下側にあるので含み損を抱えています。
オレンジの評価損益を見てもマイナスに振れていますね。

ですので、
ここ最近は含み損を抱えがちで利益はほとんど出せていません。

ということで上記のグラフは1年のグラフなので、
ここ最近の3ヶ月のグラフを見てみましょう。

ここ3ヶ月のグラフを見てみると、かなりマイナスに振れています。
つまり含み損をずっと抱えている状態ということです。

そして緑色の合計損益に関してだけ、
かなり角度は緩いですが綺麗に右肩になっている点を見てみると、
こちらも損切りをせずにプラスに転じたところで利確する
という戦略をとっているようです。

つまり大量の含み損のポジションを持っており(例えば10~50個ほど)、
それらのポジションのうちプラスに転じたものから利確して決済していく
というトレードをしています。

ただ3ヶ月の間、
ずっとオレンジ色の評価損益がマイナスを推移しており、
緑色の実現損益が微益となっていることから

大量の含み損のポジション(例えば10~50個ほど)は、
ほとんど含み損の状態で、
なかなかプラスに転じるポジションがないということがうかがえます。

このようにほとんど損切りをしないストラテジーというのは、
資金が一気になくなる可能性があるので危険
です。

損切りをせずにずっとポジションを持ち続けるというのは、
いわゆる”塩漬け”というものであり、トレードでは良くないトレードとされています。
トレード初心者やトレードが下手な人ほど”塩漬け”をするという風に言われており、
そのようなトレードをするストラテジーも、あまり良くないストラテジーと言えるでしょう。

グラフの事例③のまとめ

こちらの1年間のグラフが非常に綺麗なグラフとなっていたのは、2021年〜2023年ごろの特殊な相場環境があったからと言えるかもしれません。

2021年〜2023年は世界的なインフレにより政策金利の大幅な変更が顕著だった期間で、相場としては非常に分かりやすい右肩上がりの相場や右肩下がりの相場でしたので、このような損切りをせずに利が乗ったタイミングで決済するというトレード手法が、たまたまハマったと考えられます。

ただ、このグラフの、ここ最近の調子が悪いように、特殊な相場環境から通常の上下の方向感が分かりにくい相場へ戻った際に、どのようなパフォーマンスを見せてくれるかは分かりません。その点を加味して、セレクトするかを決めるとよいでしょう。

グラフの合計損益と実現損益が常に近くで推移している

ここでいうグラフも上記の赤枠の部分のグラフのことですが
この合計損益と実現損益が常に近くで推移していることがポイントです。

なぜこれが大切かというと、
合計損益と実現損益が近くで推移していると、
こまめに利確や損切りをしていることが分かる
からです。

こまめに利確や、
(特にこちらが大事ですが→)損切りをしていることで
資産を安定的に伸ばしていくことができます。

事例をいくつか用いて見てみましょう。

グラフの事例④

こちらのグラフを見ていただくと、
青色の合計損益が緑色の実現損益と大体近くで推移しています。
ですが、いくつかの注意点があります。

それが①の部分と②の部分の違いです。

①の部分は
青色の合計損益が下がっているのに加え、緑色の実現損益も下がっています。
つまり損切りがあったということです。

一方、②の部分はどうかというと、
青色の合計損益は下がっていても緑色の実現損益は下がっていません。
これはどういうことかという損切りはせずにプラスに転じるのを待った
ということになります。

これらをどう解釈するかということですが、
まず大きな乖離がないというのはプラスポイントです。
先ほど用いたグラフを見てみましょう。

例えばこちら。

全体的に青色の合計損益と緑色の実現損益がかなり近い形で推移しています。
利確や損切りをこまめにしているということです。

ただし、①の部分の大きな下落。
ここを見ると青色の合計損益と緑色の実現損益が大きく乖離しています。

一方、今回見ているこちらのグラフ。

こちらは大きな乖離はないですよね。
ですので、方向感を大きく外すことは少なく比較的安定感があると言えます。

一方で、②の部分は損切りをしていないということですから、
いわゆる塩漬け状態でもあります。
損切りをしている①よりも②の方が多いですから、
このストラテジーも比較的損切りをしない傾向が読み取れます。

ですから、
過去の実績としては方向感を大きく外すことは少ないですが、
とはいえ、
どこかで大きく方向感を外して大きく資金を失う可能性もあります。

また①で損切りになっているので
「いざというときは損切りをするのかな?」とも考えられますが、
ストラテジーとなっているトレーダー本人が
強制ロスカットにかかったという可能性もあります。

よく見ると①で損切りになった後は1ヶ月ほど、
グラフがずっと真っ直線となっており、
これはトレードをしていないということです。

ですので、強制ロスカットにあってショックで一定期間、相場から離れたか、
もしくは頭を冷やすために相場から離れたか、
自分で損切りはしたけれども、ショックか頭を冷やすために相場から離れた、
ということが想像できます。

ということで
上記のような点を加味してセレクトするかを考える必要があります。

次に
1年の期間でなく6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月の全ての期間のグラフを見てみましょう。

これらを見ると、
どの期間においても青色の合計損益と緑色の実現損益は、
総じて近くを推移していることがうかがえます。この点は非常に良いポイントです。

とはいえ、やはり損切りは、ほとんどしていないようです。
緑色の合計損益が下がっている局面がほとんどないためです。

グラフの事例④のまとめ

全ての期間を通して、総じて青色の合計損益と緑色の実現損益が近くを推移しているのは、プラスポイントです。

ただし、損切りをほとんどしていないとうかがえるので、今後、大きなドローダウンがないかは不安が残ります。

とはいえ、損切りをしないで、大きな含み損なく右肩上がりに資産を伸ばしているのは、非常に優秀である証です。また①の比較的大きな損切り後も、時間を置いていたり、そこから収益を立て直していることを考えても、やはり優秀そうに見えます。

実際、トレードの現場では、損切り貧乏という言葉があり、損切りばかりしているために、全く資産が増えないということがよく起こります。ですから損切りばかりしてしまうのも考えものなのです。

このストラテジーは損切りは少なすぎるようにも見えますが、とはいえ、しっかり資産を伸ばしていますので、今後のドローダウンなどの懸念点も考えた上で、バランスを取りながら運用していくのが良さそうです。

グラフの事例⑤

こちらのグラフは人のストラテジーのグラフではなく自動売買ロボットのグラフです。
(みんなのシストレは人が実際にトレードしているストラテジーが多いですが、
自動売買ロボットのストラテジーも少なからずあります。)

こちらのグラフを見ると
青色と合計損益と緑色の実現損益が近い部分を完璧に推移しています。

これはつまり利確も損切りもこまめに行なっているということです。
ただ、このグラフも注意点があります。その点も解説をしていきます。

では、①を見てみましょう。

①は大きな下落となっています。
こまめに利確と損切りをしているからとはいえ、
中期的に大きく下落してしまうのであれば、
あまり意味はなくなってしまいます。

本来、
青色の合計損益と緑色の実現損益が近くを推移しているメリットは、
損切りを早くすることで大きな資産の下落を防ぐためです。

ですから結局、大きく下落してしまっているのであれば、
あまり意味がないのです。

自動売買ロボットの場合、
相場の地合いとの相性が悪いと何度も相場と逆方向のエントリーを繰り返し、
①のように中期的に見て大きな下落になることがあります。

これが人であれば、早めに修正ができるので、
ここまで大きな下落にはならないはずです。

とはいえ、
その後、キッチリと立て直しているので、その点は優秀だと言えます。

次に②を見てみましょう。

これは非常に優秀なグラフですね。非常に理想的です。
小さくアップダウンを繰り返しながら右肩上がりに綺麗に上がっています。
これはとにかく素晴らしいの一言です。

青色の合計損益と緑色の実現損益が近くで推移しているものが良い理由は、
まさにこの②のようなグラフの形状で資産が上がっていくからです。
非常に安定感がありますよね。

最後に1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のグラフも見てみましょう。

どの期間でも理想的に青色の合計損益と緑色の実現損益が近いところで推移しています。

グラフの事例⑤まとめ

①の部分を除けば理想的なストラテジーです。ただ①に関しても、その後にキッチリと立て直して、また綺麗な右肩上がりの形状に戻しているので、優秀です。

また大きな下落はあるにせよ、一瞬で資金を大きく溶かすのではなく、時間をかけてゆっくりと資金を失っている形なので、他のストラテジーと併用すれば、うまく回る可能性も高いです。

一瞬で資金が溶けてしまうと、いくら他のストラテジーと併用して、損を相殺しようとしたりしても、結局、強制ロスカットにかかってしまう可能性も高いです。しかし、上記のチャートのように徐々に減っていくという形であれば、上手に他のストラテジーの利益で、このストラテジーの損も相殺できるということです。

ということで、このストラテジーは検討の余地は大いにありかなと思います。

グラフの事例⑥

こちらのグラフはどうでしょうか。
青色の合計損益と緑色の実現損益が、バラバラです。

この場合、このストラテジーは
大きく含み損をもったり、大きく含み益をもったりと、
ジェットコースターのように揺れ動いています。
これは安定感が欠けていて危険かと思います。

一応、このストラテジー自体は、
年間で大きな成績を残してはいるのですが、
とはいえ、このストラテジーをコピーするのはリスクが大きいかと思います。

念の為、他の期間も見てみましょう。

1ヶ月と3ヶ月に関しては、まだ良いかなと思います。
ただ6ヶ月を見てみますと、最初の3ヶ月間ほどは乱高下はすごいですよね。

6ヶ月のグラフを見ると
9月24日あたりと10月17日あたりが緑色の実現損益の最高値となっていますが、
その後は青色の合計損益が乱高下を繰り返し、
結局最後まで緑色の実現損益が最高値を超えられていません。

つまり6ヶ月間の間、資産が増えることはなく、
むしろ含み損を抱えたまま、彷徨っていた
ということになります。

グラフの事例⑥のまとめ

このストラテジーは一応、1年で見たときに、それなりの結果は残しているのですが、青色の合計損益と緑色の実現損益が上下に乱高下しているため安定感はありません。

このストラテジーをコピーしてもハラハラした毎日を過ごすことになるかもしれませんね。あまり積極的に取り入れるべきではないストラテジーとは言えるでしょう。

収益率を見る

ストラテジーをセレクトするか判断するために収益率を参考にしましょう。

収益率はとても小さく表示されていますので見逃しやすいですし、
やはりどうしても金額の方を見てしまうと思うんですね。
ですが、金額よりも収益率の方が大切です。

金額が大きかったとしても、
収益率を見てみると案外、低かったりすることもあります。
ですから収益率をしっかり見るようにしましょう。

例えば1000万円の証拠金で年間100万円の利益が出たとします。一方、他のストラテジーでは30万円の証拠金で年間100万円の利益が出ているとします。

そうすると上記の画像の合計損益の部分は両方とも1,000,000円と表示されるわけですが、収益率は全く違いますよね。

前者の1000万で100万円の利益の場合は、収益率は年間で10%です。一方、後者の30万円で100万円の利益の場合は、収益率は333%です。収益率10%と収益率333%では大きく違いますよね。だからこそ、金額で見てはいけないのです。

収益率の算出の仕方

収益率がどのように算出されているか理解すると
セレクトするかどうかの判断に役立ちます。
上記の画像を用いて、収益率の算出の仕方を見てみましょう。

算出は簡単で
①の推奨証拠金×収益率をすると②の合計損益が出るようになっています。

これが分かると、
実際にこのストラテジーをセレクトした際の、
あなたの収益予想をざっくり計算できます。

収益率からの収益予想の算出

例えば、あなたの資金が30000円あるとします。
そして上記のストラテジーの推奨証拠金は1lotあたり262,188円です。

ですので
売買数量を0.1lotで設定すると
推奨証拠金も1/10で26,218円となりますから
ちょうど良さそうですよね。

0.1lotであれば、
推奨証拠金は26,218円となりますので、あなたの資金の範囲内です。

この設定で1年間運用したとすると収益率が375.99%ですので、
26,218円×3.7599で98577円分増えて、
元手資金の30000円と合わせると合計128,577円になると予想できます。

収益率の他の事例

ではもう1つ収益率の事例を見てみましょう。以下の画像をご覧ください。

これを見ると合計損益が
なんと9,456,593円と1000万円に近い数字となっています。
「1年で1000万も儲かるのか!すごい!」
と勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。

収益率を見てください。132%となっています。
もちろんこの数字はかなり高い数字なのですが、
先ほど見た375%と比べると小さいです。
そして推奨証拠金を見てください。7,163,255円となっています。

つまり700万近い証拠金で1000万円増えたということです。
これをあなたが仮に3万円の資金だった場合に照らし合わせてみると、
3万円×収益率132%で、39600円増えることになるので、
年間で3万円が69600円になることになります。

注意
しかしここで注意です。もしあなたの資金が30000円だったとしたら、このストラテジーは選んではいけません。というのも推奨証拠金が1lotあたり7,163,255円だからです。最小取引量の0.1lotで設定をしたとしても推奨証拠金は716,325円となります。つまり71万ほどの資金がないと、このストラテジーは運用しない方がいいということです。

30000円の資金だったとしても、このストラテジーをセレクトすることはできますが、すぐに資金が溶けてしまうと思います。ですので上記の、3万円が収益率132%で39600円増えて、69600円になるという計算も、おそらく成り立ちません。その前に資金が溶けてしまうでしょう。


このように収益率、推奨証拠金をよく見た上でセレクトするか判断していく必要があります。

最大損失率を見る

最大損失率は
含み損も含めて1日でどれだけの損失があったかということを示す数値です。
ですから最大損失率が低ければ低いほど安定したトレードをしていることになります。

ストラテジーを見ていくと
最大損失率が50%近かったり80%90%近いものもあります。
これはつまり1日で含み損を含めた損失が50~90%出たということですから
かなり危険ですよね。

優秀なストラテジーを選ぶ際は、
最大損失率ができるだけ低いものを選びましょう。

最大損失履歴を見る

上記の項目と合わせて
最大損失を出したときの約定履歴も見ておきましょう。

最大損失を出したときの約定履歴の見方は、
約定履歴のタブから決済損益(↑)の表示に切り替えると
簡単に見ることができます。

また約定履歴は
開いた状態だと1週間分しか表示されていないため
期間を最大まで伸ばして表示させましょう。

期間を最大まで伸ばしていないと
最も大きかった損失の取引が正確に表示されません。

ここで最大取引損失の取引の履歴を見ておけば
最大損失時に実際、どれくらいの損が、どのように出たのか
ということが、より具体的に分かるはず
です。

約定履歴は確定した取引ですから含み損などを見ることはできませんが、
とはいえ最大でどれだけの損を確定させたことがあるのかを把握するのは大切ですよね。

この最大取引損失が低ければ、
優秀なストラテジーであるということを見極める一助になります。

注意
ただ注意点としては、損切りを全くしないストラテジーの場合は、最大取引損失は、かなり低いことが予想されます。というのも、損切りをしないストラテジーは、含み損を抱えても価格が戻るまで待ち続けたり、ポジションをさらに追加するなどして損を出さないようにしているからです。そのようなストラテジーは勝率も異常に高かったりします。

ですが当然、このような取引は非常に危険ですよね。どこかで非常に大きな損失を被ってしまう可能性が十分にあるわけです。

ですので、最大損失履歴を見る際は、前述した最大損失率も合わせて見るようにしましょう。最大損失率は含み損も合わせた損失率です。損切りをしない高勝率ストラテジーというのは、損切りをしない分、含み損を大きく抱える局面がありますから、最大損失率も50%などと大きくなりがちです。

逆に最大損失率が低いのであれば、含み損も含めて損をあまり抱えていないことになりますから、それを確認した上で、念の為、実際に最も大きな損失を出した取引も約定履歴から見ておこう、ということです。

優秀なストラテジーを見極める際の注意点

ここまでは優秀なストラテジーの代表的なポイントを見てきましたが
ここからは優秀なストラテジーを見極める際の注意点を解説していきます。

この注意点を押さえておくことが
結果的に優秀なストラテジーを見極めることに繋がりますので、
ぜひチェックをしてください。

データが良くても優秀とは限らない

グラフの形が良かったり、収益率が高かったり
ということをここまで見てきましたが
そのようなデータが良いからといって必ずしも優秀だとは限りません。

明日、大きなミスをおかして大きな損失を出す可能性もあります。
そうなったらグラフの形状も大きく変わりますし収益率も大きく変わります。
データが変わってしまうわけです。

そして、その瞬間から、
そのストラテジーは優秀には見えなくなるわけです。

ですから
優秀か優秀でないかは紙一重だということは
念頭に置いておきましょう。

“勝率が高い=優秀”ではない

勝率が高いストラテジーを見ると、
優秀なストラテジーだと勘違いしてしまいがちです。

しかし
普通にトレードをしていった時に
勝率が8割9割になるなんてことはあり得ません。

勝率が8割9割と高いのであれば、
そこにはカラクリがあります。

勝率が異常に高いストラテジーは
損切りをほとんどしない
のです。

損切りをほとんどせずに価格の戻りを待ったり
ポジションをさらに積み増していったりして
損を帳消しにしていくことで、
なんとか高い勝率を保っているわけです。

これは実際のところ諸刃の剣で危険ですよね。

ストラテジーを運用しているトレーダーも
たくさんの人に自分のトレードをコピーしてもらった方が
儲かります。

そしてたくさんの人にコピーしてもらうためには
グラフが異常に綺麗だったり勝率が異常に高かったりした方が
都合が良い
のです。

そのようなストラテジーは
みんなコピーしたいと思いますからね。

しかし、
そのようなストラテジーは
一瞬にして大きな損を被る可能性も高いですから
そこは注意しておきましょう。

高勝率だからイコール優秀。ではないのです。

相場環境が良かっただけ

これは若干、中級者、上級者向けの考え方ですが、
年間の成績が良かったとしても、
それは相場環境とストラテジーの相性が良かっただけ
という可能性があります。

例えば、
2021年2022年はUSD/JPYは
一方的な上昇という極端な相場となりました。

ですので、買い一択でトレードをしていたり、
2021年序盤にエントリーした買いポジションを
2021年2022年にかけて長く持っておくだけで
大きな利益が取れたことになります。

しかし
相場というのは上昇と下降を繰り返すものです。

そのような通常の相場の局面で、
上記の極端な相場で良い成績を収めたストラテジーが、
同じように良い成績を残せるかは分かりません。

ですので、中級者、上級者であれば、
今後の相場環境も想定した上で、
今後の相場環境でも、うまく立ち回れそうなストラテジーを探す

という観点も大切になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本記事の内容を参考にして
ぜひ優秀なストラテジーを見極めてください。

ただ1つ覚えておいていただきたいことは
どんなに優秀そうなストラテジーに見えても
必ず”落とし穴”はある
ということです。

そのようなリスクを適切に見極めて
上手にストラテジーを組み合わせることで
資産を増やしていく
のがみんなのシストレでは大切です。

ぜひ参考にされてください。

本記事の他にも
みんなのシストレの攻略法をまとめた記事もありますので
そちらもご覧になっていただくと、より理解が深まるはずです。

また本記事の内容を加味して筆者である私が
みんなのシストレ
実際に運用した結果報告なども定期的に行っていますので
興味があれば、そちらもぜひご覧ください。

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